曽我の明日から使える葬儀の供花

2017年03月18日

葬儀の祭壇は最近では花祭壇も増えている

花祭壇は、様々な花の種類とデザインを組み合わせることにより、非常に自由度の高い素敵な祭壇を作ることができます。しかし、自由度の高さゆえに、どんなデザインや大きさの祭壇が、いくらぐらいするのかが分からないという声もよく聞かれます。使用されるお花の種類ですが、葬儀の場では定番の菊の花をはじめ、ランやユリ、カーネーションなどが主な花です。基本的には、故人や終活をされている方が好む花を自由に選択するとよいでしょう。

また、具体的なお花の種類を指定しなくても、色味で指定するのもよいでしょう。女性であれば、ピンクや黄色系の色のものを、男性であれば青色を選ばれる方が多いようです。価格は、お花の種類のほか、大きさやデザイン性の高さで決まります。大きさは、段数と横幅の長さで表わされることが多く、一般的な葬儀の規模であれば、段数は1〜2段、横幅は1.5〜3.5m程度(下段)のサイズが多いようです。価格の相場は、サイズにあてはまるものであれば、安いもので20万円程度から用意が可能です。

お花をふんだんに使用した華々しさのあるものであれば80万円程度を見ておくとよいでしょう。生花は季節や状況によって流通量が異なるため、相場が変わる可能性があります。一見同じように見える内容のものでもイメージ通りの内容や値段にならないことがあるので事前によく確認しておきましょう。その他、生花ではなく造花を使用している場合や、プリザーブドフラワーと呼ばれる数年持つような加工がなされた花が使用されることも増えてきました。この場合、お花部分の費用が大きく変わってくるので比較の際には、必ず確認する必要があります。できるだけ、供花は担当葬儀社に直接手配すると良いでしょう。統一感が出て見た目がよくなるばかりでなく、地域や宗派によって違いがありますので、独自に手配してしまうとせっかく贈っても飾られないケースが出てくるからです。

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